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注) 下記のデータには原則としてソマリランドを含む
ソマリア (Somalia) は、東アフリカのアフリカの角と呼ばれる地域を領域とする国家。ジブチ、エチオピア、ケニアと国境を接し、インド洋とアデン湾に面する。1991年勃発の内戦により国土は分断され、事実上の無政府状態が続き、エチオピアの軍事支援を受けた暫定政権が首都を制圧したものの、依然として内戦状態が続き、失敗国家の代表例として挙げられることもある。
国名正式名称はソマリ語でSoomaaliya。アラビア語でالصومال(アッ=スーマール)。公式の英語表記はSomalia。日本語の表記は、ソマリア。 ソマリアの公式国名をソマリア民主共和国 (Somali Democratic Republic) とする場合が多いが、これはモハメド・シアド・バーレ政権下で「ソマリア民主共和国憲法」が有効であった時期の国名。1991年に同政権が崩壊し憲法が廃止されて以降、国際的に認められた政府が出てきていないため、ソマリアに公式国名なるものは存在しない。なお、現在の暫定政府はソマリア共和国 (Somali Republic) を国名としているが、全土を実効支配しておらず、また正統政府ではないため、公式国名とは見なされていない。 歴史詳細はソマリアの歴史を参照
1969年以降の歴史についてはソマリア内戦を参照 政治バーレ政権時代の最盛期には社会主義の名の下強力な軍事独裁が敷かれ、治安は比較的安定していた。しかしながら政権末期には首都モガディシュを除くほぼすべての地域を掌握できておらず、「モガディシュ市長」または「モガディシオ市長」と綽名されることもあった。1992年に、バーレ大統領は国外追放された。追放後、ソマリアには中央政府が存在しない状態が続いている。 政権崩壊後は地方豪族による分割支配が進行し、互いの勢力を攻撃しあうなど紛争状態が続いている。 2000年に誕生した正統暫定政府はジブチ共和国の首都ジブチ市に設置されていたが、周辺7カ国で構成する政府間開発機構(IGDA)の仲介で2004年に新たな暫定連邦政府がケニアのナイロビに発足し、2000年設立の暫定政府を継承した。国内統治を回復出来ず、その本拠地は南西部のバイドアに置かれている。 2006年6月、イスラム教の聖職者たちで運営する司法組織・イスラム法廷連合(のちイスラム法廷会議・UIC)が首都モガディシュを制圧、南部一帯を支配。イスラム原理主義的な統治を開始すると同時に、付属の警察部隊がバイドア暫定政府に対し攻勢をかけている。 国際連合安全保障理事会は、2006年7月13日、議長声明で無政府状態が続いているソマリアに国連平和維持軍の派遣を検討する意向を表明した。12月6日に派遣は決定されたが、その実働前に暫定政府軍がエチオピア軍の支援の下でイスラム法廷会議に攻勢をかけ、モガディシュを奪取した。その後もイスラム法廷会議は南部へと敗走を続けた。2007年1月1日、暫定政府軍はイスラム法廷会議の最後の拠点だったキスマヨを制圧し、暫定政府軍は、ソマリランドを除くソマリアのほぼ全土を制圧したことになった。 海賊行為の多発詳細はソマリア沖の海賊を参照 以前からソマリランドとプントランドが面するアデン湾は海賊行為の多発海域である。国際商業会議所(ICC)国際海事局(IMB)の調査によれば2001年にインド洋側でも海賊による襲撃が報告されるようになり[1]、2005年にいたって多発し、インドネシア周辺海域に次いで海賊行為が多い海域として急浮上した[2]。以来2007年まで上位5海域に位置づけられ、沿岸から最遠で390海里まで達するソマリア拠点の海賊によってアデン湾も含むソマリア周辺海域は船舶航行にとって非常に危険なものとなっている。 地方行政区分詳細はソマリアの行政区画を参照 首都モガディシュはベナディール州の州都でもある。他の主要都市ハルゲイサ、ベルベラ、キスマヨ、マルカなどがあるが、一部の都市はソマリランドの統治下にある。 地理沿岸部は高温多湿だが、内陸は砂漠である。 経済内戦で経済は壊滅、崩壊状態である。世界最貧国の一つで、平和基金会が発表した失敗国家ランキングでは3年連続で第1位に位置している。また、内戦で大量の難民が発生しており、各国からの援助が頼りの状態である。主要輸出品はバナナ、家畜、皮革。主要輸入品は原油、石油製品、食料品、機械類など。 地下に石油を含有する地層が存在するが、未開発である。 通貨はソマリア・シリング(SOS)。アメリカの評論誌『Foreign Policy』によれば、2007年調査時点で世界で最も価値の低い通貨トップ5の一つ。為替レートは1ドル=1387.77ソマリアシリング、1ソマリアシリング=約0.09円[3]。現在国内ではドルやユーロ、サウジアラビア・リヤルなどが主に流通している。 主産業:バナナを中心とする農業、ラクダ(飼育数世界1位)・羊・ヤギなどの畜産業。皮肉なことに、最近では1隻あたり100万ドルといわれる海賊業も主要な外貨獲得源になっている[4]。 軍事暫定政府の総兵力は5,000人。2002年の国防予算は1,500万米ドル。国内の武装勢力がそれぞれ兵員を保持。 国民言語:ソマリ語が公用語。他にアラビア語も通じ、知識層に限れば北部で英語、南部でイタリア語も通用。 民族:ソマリ族(黒人)が大半。ソマリ族は6つの氏族と16の準氏族に分かれる。 宗教イスラム教 95% その他の宗教 5% 文化
脚注関連項目外部リンク
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