バルカン半島 緑色で示した部分のうち、島部を除く部分をバルカン半島と呼ぶ。薄緑で示したスロベニア(左)とルーマニアを含める場合もある
バルカン半島(Balkan)は、ヨーロッパの東南部で、トルコのヨーロッパ部分、ギリシア、アルバニア、ブルガリア、そして1991年以前の旧ユーゴスラビアの大部分(マケドニア共和国、セルビア、モンテネグロ、クロアチア、ボスニア・ヘルツェゴビナ)からなる地域と考えられている。
バルカン半島の北限はしばしばドナウ川とサヴァ川とされているが、歴史的な繋がりの深いルーマニアや旧ユーゴスラビアのスロベニアをバルカンに含めることもあり、必ずしも定まった地域概念ではない。
古代から様々な民族が入り込む一方、東ローマ帝国・オスマン帝国・オーストリア・ハンガリー帝国といった多民族国家の時代が長かったことから諸民族が混在していた。このため、西欧から単一民族による国民国家の概念がもたらされると、たちまち諸民族同士の争いが勃発し、ヨーロッパの火薬庫と呼ばれることになる。第一次世界大戦勃発の原因はバルカン半島の民族問題にあり、現代においてもボスニア・ヘルツェゴビナ内戦やコソボ紛争など宗教・民族問題を多く抱えている。
関連項目
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