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人民共和国(英:People's Republic 稀にPopular Republic、仏:République populaire)とは、国号に用いる政体を表す言葉(以下本項において、「政体称」と仮称)であり、主に、マルクス・レーニン主義を標榜する政府によって、用いられるもの。
マルクスレーニン主義諸国この用語を使用する動機は、マルクス・レーニン主義者は、人民一般の利益のための統治を行なう、即ち、マルクス・レーニン主義者の共和国は人民の共和国であるという主張にある。この用語は、18世紀から19世紀における、政治学・憲法学上の国家主権論において議論された、ナシオン主権(souveraineté nationale)論とプープル主権(souveraineté du peuple)論の二者の対立の影響がかいま見える。但し、マルクス・レーニン主義に敵対する論者は、「人民共和国」の名は単に宣伝目的のために使われていると主張する。 また、これらの国の多くはそれらの憲法において社会主義国と自称している。例えば、アルバニアは、1976年から1991年まで、その正式名称において「社会主義者」と「人民」をともに用いている。 なお、「共和国(英語:republic)」の語源は、ラテン語の"res publica"であり、これは、「人民のもの」を意味しているものであり、重畳的表現ともいえる。 人民共和国を称する国かつて人民共和国を称した国以下の国においては、マルクス・レーニン主義の下、「人民共和国」を称したが、20世紀前半にソビエト連邦に併合されたり、1990年代に、マルクスレーニン主義を放棄するに伴って改称するなどし、現在では「人民共和国」を称していない。
マルクス・レーニン主義以外の国「人民共和国」の他、マルクス・レーニン主義諸国に用いられた政体称として、「民主主義共和国」(例.ドイツ民主共和国、ユーゴスラビア民主連邦(1943年-1946年))と「社会主義共和国」(例.ベトナム社会主義共和国)がある。しかしながら、民主主義や、社会主義や、人民政治といった政体称は、マルクス・レーニン主義者ではなくとも用いる、一般的な政治用語であり、従って、これらを標榜しているからといって、その政府がマルクス・レーニン主義の政府であることを必ずしも意味しない。 従って、現時点で、マルクス・レーニン主義ではないが、「人民共和国」(People's Republic)の称を用いている国として、以下の3カ国がある。 ちなみに日本は、マルクス・レーニン主義を標榜したことも、人民共和国を称した事もないが、かつて共産党が日本人民共和国憲法草案というものを起草、発表しており、もし日本国憲法ではなくこちらが施行されていれば、日本も「日本人民共和国」を称していた可能性があった。 関連項目 |
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