節 (文法)

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(せつ)とは、文の一部を構成する要素のうち、主語と独自の時制を持つ述語動詞の組み合わせを備えている要素のこと、言い換えれば、主語と独自の時制を持つ定形動詞の組み合わせをもつ語の集まりをいう。例えば分詞構文分詞意味上の主語を伴う場合に「節」とみなす研究者もいるが、通常は分詞や不定詞が意味上の主語を伴っていても「」とみなして「節」とは考えない。 節は、文中での働きから名詞節、形容詞節、副詞節に分類される。また普通「節」と呼ぶ場合、従位接続詞に導かれた「従属節」のことを指すことが多いが、複文の中で、文の主たる要素を構成する節を「主節」と呼ぶことがある。

目次

節の種類

節はそれぞれに述語を含むが、文全体の中心となる述語節(主節)に対する働きによって以下のような分類される。なお節はそれぞれ単一の品詞と同じような働きをするので品詞名で呼ばれることもある。

  • 主節 - 文全体をまとめる節。日本語において主節の述語は文末に置かれる。
  • 接続節 - 主節以外の節で、主節への接続の仕方によって並列節と従属節に分けられる。
    • 並列節 - 意味的に主節と対等の関係にある節。例えば、「私は彼が好きだが、」といった節。
    • 従属節 - 主節に対して従属的にかかっている節。なお副詞節のみを従属節とする考え方もある。
      • 連体修飾節 - 名詞を修飾する節。形容詞節とも呼ばれる。
      • 副詞節 - 述語や文全体を修飾する節。連用修飾節は副詞節の一部である。
      • 補足節 - 述語を補足する名詞としての役割をになった節。名詞節とも言われる。日本語では「の」「こと」などによって名詞化されるものや「~と」「~か」などによって引用されるものをいう。

英語の節

名詞節

  • 疑問詞(who, what, why, where)、関係詞(what, why, when, how)、従位接続詞(that, if, whether)によって導かれ、文中で主語、補語及び目的語の役割を果たす。なおthatは、同格(先行する名詞を説明するので形容詞的であるが)の名詞節を導くことがある。

形容詞節

  • 関係詞(who, which, that, why, when, where, as, but, than)によって導かれ、文中で先行詞となる名詞や代名詞修飾し、意味を説明したり、限定したりする役割を果たす。
  1. The girl who is playing tennis with your friend is my younger sister.(あなたの友達とテニスをしている少女は私の妹です。)
  2. This is the same watch as I lost yesterday.(これは、私が昨日なくした時計と同じ物だ。注;関係代名詞asは、the same+名詞, such+名詞を先行詞とする。)

副詞節

  • 条件、原因・理由、程度、譲歩、時、目的、様態などを表現する従位接続詞

(if, in case, whether, because, since, as, so...that, as far as, as long as, though, although, even if, when, before, after, till, until, as soon as, in order that, so that, for fear(that), as if, as though, where, that)や複合関係副詞(whatever, whenever, wherever, However)によって導かれ、文中で主節全体を修飾するものをいう。

  1. Even if it rains tommorrow, I must go out.(たとえ明日雨であっても、私は出かけなければならない。)
  2. I have to go to the library so that I may return the book.(わたしは、その本をかえすために図書館へいかなければならない。)
  3. If she had been born three hundred years ago, she would have succeeded to the throne.(もし300年前に生まれていたら、彼女は女王になったであろう。)
  4. Though I was very tired, I continued to work.(私は非常に疲れていたが、仕事を続けた。)

関連項目

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