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道祖神(どうそじん、どうそしん)は、路傍の神である。集落の境や村の中心、村内と村外の境界や道の辻、三叉路などに主に石碑や石像の形態で祀られる神で、古い時代のものは男女一対を象徴する ものになっている。餅つき(男女の性交を象徴する)などにもその痕跡が残る。村の守り神、子孫繁栄、近世では旅や 交通安全の神として信仰されている。 全国的に広い分布をしているが、出雲神話の故郷である島根県には少ない。甲信越地方や関東地方に多い。 平安時代にはすでに「道祖」という言葉が書物にでてきているが、松尾芭蕉の奥の細道の序文で書かれる ことで有名になる。しかし、芭蕉自身は道祖神のルーツには、なんら興味をしめしてはいない。 元々は中国の神、朝鮮半島のチャンスン信仰にも由来するとされるが、はっきりとはしない。 日本に伝来してからは、初期は百太夫信仰や陰陽石信仰となり、民間信仰の神である岐の神と習合した。 さらに、岐の神と同神とされる猿田彦神と、その妻といわれるアメノウズメノミコトと男女一対の形で習合したり もし、神仏混合で、地蔵信仰とも習合したりしている。このため道祖神は、古代から近世に至るまで 時代によって様々な信仰、宗教と融合する。 道祖神の「祖」の漢字のつくりの「且」は、甲骨文字、金文体上では男根を表している。 これに呼応するように、文字型道祖神では「道」の文字が女性器の形をしているものもある。 各地で様々な呼び名が存在する。道陸神、賽の神、障の神、幸の神(さいのかみ、さえのかみ)、タムケノカミなど。秋田県湯沢市付近では仁王さん(におうさん)の名で呼ばれる[1]。
種類・形状
材質石、金属、木、藁、紙など 脚注
関連項目
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